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会長挨拶

会長挨拶

遺伝学会会員の皆様へ

2021年4月より日本遺伝学会学会長を拝命しました岩崎博史と申します。修士2年生のときに入会しましたから、すでに遺伝学会には30年以上お世話になっております。

日本遺伝学会は、2020年に百周年を迎えました。日本で最も古い学会の一つとして、これまで重要な学術活動に関わってきました。昨年来コロナ禍に見舞われ、100周年記念大会がやむなく中止となりましたが、困難な状況であった時にも関わらず、「遺伝単」(遺伝学用語集)を出版しました。さらに、100周年記念事業として遺伝学百科事典も出版の予定です。また、学会誌Genes & Genetics Systems (GGS)は、DOAJ(Directory of Open Access Journals:オープンアクセス学術誌要覧) に登録され国際学術誌として広く認められるようになりました。このように、遺伝学会は地道にかつ堅牢な活動を続けています。

コロナによる厳しい状態は今しばらく続くと思います。この厳しい状況下であっても、学会の本来の役割である研究交流と学術の発信は途絶えることがあってはなりません。学会長としてこれらに最も注力していきます。また、オーストラリア・ニュージーランドの遺伝学研究者との交流を新しくすすめ、アジア・オセアニアにおける遺伝学を牽引する学会として、日本遺伝学会の国際化を大きく推進していきたいと思います。さらに、生命科学と社会との架け橋として、これで以上に社会に開かれた学会を目指していきます。最も重要な点は、会員の皆様が老若男女を問わずサイエンスを楽しめることだと思います。学会がそのプラットフォームになります。これらの目標を掲げ、会員の皆様のお力添えを頂きながら、日本遺伝学会のために一生懸命尽力したいと思います。

2年間、どうぞ、宜しくおねがいします。

2021年4月
公益財団法人 遺伝学普及会
日本遺伝学会
会長 岩崎博史
(東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学センター 教授)