日本遺伝学会第98回大会 大会委員長挨拶 (1)
日本遺伝学会第98回大会は、2026年9月9日(水)から11日(金)までの3日間、東京科学大学大岡山キャンパスにて開催する運びとなりました。2021年大会は COVID-19 の影響によりオンライン開催となったため、東京での現地開催は、2005年に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されて以来、実に約20年ぶりとなります。現在、学会本部のご支援を賜りながら、大会開催に向けて鋭意準備を進めております。大会に関する主要な情報につきましては、本ウェブサイトに順次公開してまいりますので、ぜひご注目ください。
本大会は、遺伝学の多様な領域を横断する研究成果と知見を集い、学術交流を促進するとともに、社会における遺伝学の重要性を改めて確認する場として企画されています。とりわけ、研究分野や世代、立場の違いを越えて、研究者同士が活発に議論できる場を再構築することを目指しています。今回は特に、発表の場だけにとどまらず、その後の議論の時間も含め、研究の話にどっぷり浸かれる大会としたいと考えています。具体的な企画内容につきましては、後日あらためてご案内いたします。
大会プログラムは、シンポジウム、ワークショップ、一般講演(口頭発表)、およびポスター発表(大学院修士課程以下を対象)によって構成されます。シンポジウムおよびワークショップのテーマを公募いたしますので、ぜひ奮ってご応募ください。公募の詳細や応募方法につきましては、2026年3月頃に本ウェブサイトにてご案内する予定です。また、例年通り、優れた一般講演から Best Paper(BP)賞を、ポスター発表から Young Best Poster(YBP)賞を選出し、大会最終日の総会にて表彰いたします。とりわけ、若い研究者の挑戦と独創性を積極的に評価することは、本学会の将来を拓くうえで極めて重要であると考えています、皆様是非ご協力をよろしくお願いします。
さらに、大会最終日の翌日である9月12日(土)には、市民向けの公開講座を開催する予定です。遺伝学が現代社会にもたらす意義や影響について、専門家が一般の方々にもわかりやすく解説する機会として企画しております。詳細が決まり次第、本ウェブサイトにてご案内いたしますので、ご期待ください。
近年、研究を取り巻く環境は大きく変化しており、研究の進め方や社会との関わり方についても、改めて考えることが求められています。そのような中で、日本遺伝学会は、分野や立場の異なる研究者が集い、自由に議論し、考えを共有できる場を提供してきました。本大会も、そのような場の一つとして、研究者同士の対話と交流を深める機会となればと考えています。
会員の皆様ならびに参加者の皆様の積極的なご発表・ご参加を心よりお待ち申し上げるとともに、本大会が実り多いものとなるよう尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
岩﨑 博史 日本遺伝学会第98回大会 大会委員長(2026年) 東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センター


